2021年07月21日

このところ、初心に戻ってジェーンズに英文記事を多数書いています。

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最近、書いた本業のジェーンズ・ディフェンス・ウィークリーへの記事です。こうしてアピールしないと、軍事防衛関連の取材先も「高橋記者はいつも電話をくれるけど、ちゃんとジェーンズに記事を書いているのか」とも言われかねないのでアピールしておかないといけないわーい(嬉しい顔)ジェーンズは一部の写真付き記事しかサイトに掲載しておらず、僕の記事の露出もぐっと減ってしまい、寂しい限りです。本当はサイトにどんどん無料掲載してもらい、多くの方に読んでいただければと思っています。以上、経営をまったく考えない末端の一記者の思いでしたわーい(嬉しい顔)

Date           Title
21 Jul 2021   UK to permanently assign two OPVs to Indo-Pacific region
19 Jul 2021   MHI to supply equipment aimed at detecting electromagnetic interference with Japanese satellites
19 Jul 2021   Japan's ATLA reveals more details about next-gen OPV plans
16 Jul 2021   Japan to operate F-35Bs from air base near remote southwestern islands
15 Jul 2021   Japan, UK to conduct joint research on chemical and biological protection technology
13 Jul 2021   Japanese defence white paper highlights importance of ‘Taiwanese stability' for Tokyo
07 Jul 2021   Number of Chinese vessels entering contiguous zone of disputed Senkaku/Diaoyu Islands reached record level in first half of 2021
06 Jul 2021   Japan's deputy PM eyes possibility of Tokyo joining US in defending Taiwan
25 Jun 2021   Japan completes development of UH-2 multirole helicopter for JGSDF
22 Jun 2021   Japan's MHI launches third Mogami-class multirole frigate for JMSDF
21 Jun 2021   Japan to equip Aegis Ashore replacements with AN/SPY-7 SSRs
14 Jun 2021   JMSDF tests new torpedo system in Kagoshima
09 Jun 2021   Japan agrees to protect Australian Defence Force assets
03 Jun 2021   Update: Japan plans to also operate F-35A fighters from Komatsu Air Base

そもそも22年前に朝日新聞を辞めたのは、英語で記事を書いて発信するためでした。
詳しくはこちらの堀潤さんのチャンネルの動画で話しました。お時間あればご視聴ください。かなり生々しいお話をしました。




「国防を知らずして国を語るな」が私のモットーです。今年の防衛白書では「台湾情勢の安定重要」 が初めて明記されました。政府は北朝鮮を「脅威」とみなす一方、中国を「懸念」とみなしています。なぜなのでしょうか。まだお読みになっていない方、ぜひこちらのYahoo!への拙稿もご笑覧くださいませ。

中国は日本の安全保障上の脅威か懸念か――防衛白書はどう分析したか(高橋浩祐)


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また、このコロナ禍、まだワクチンを一回も接種していない身ですので、人ごみに行くのは怖いのではありますが、東京五輪のバブル方式を実際に見なくてはいけないと思い、羽田空港に行ってきました。やはり現場取材はいいですね。うきうきしてしまいます。

東京五輪の「バブル方式」は選手団入国時の羽田空港で崩壊――これが菅首相の言う「安心安全な大会」なのか


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2021年07月01日

SBSラジオに出演し、ニクソン元米大統領について話しました。ケネディ暗殺の黒幕?

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静岡のSBSラジオに1日昼に電話出演しました。僕の大好きなケネディ大統領の政敵だったニクソン大統領について、いろいろとお話ししました。せっかくですので、番組スタッフに事前に送ったメモを掲載します。
まず、以下が番組の予告編でしたわーい(嬉しい顔)

7月1日放送「WASABIのとんでもWファイル」構成メモ

━ニクソン大統領について━

●ニクソン大統領とは
 1969年から1974年までアメリカ大統領を務めた。ニクソンは在職中に辞任した大統領としては初めて。
というのも、1972年に大統領に再選されたが、その選挙戦中に起きた民主党全国委員会本部の盗聴事件、いわゆるウォーターゲート事件のもみ消し工作などの責任を追及されて、74年8月に自ら辞任したから。
 ニクソンもともと弁護士出身。野心と権力欲に満ち溢れ、39歳の時にアイゼンハワー大統領の副大統領となった。頭は良い。ケネディとは下院当選同期で、当初は仲が良かった。

●ニクソン大統領の罪(一番の功罪)
 ウォーターゲート事件を通じて、大統領の権威を失墜されたこと。
 ニクソンは権謀術数、目的のためなら手段を選ばない人間を指してマキャベリストの政治家だった。
 ウォーターゲート事件とは何か。大統領選挙の年、1972年6月の丑三つ時、ワシントン・ポトマック河畔のウォーターゲートビル6階の民主党全国委員会本部に5人の男が侵入し、盗聴器を仕掛けようとして現行犯逮捕された。ニクソンは、ホワイトハウスでこの侵入事件をもみ消せと指示したことが分かり、辞任に追い込まれた。肉声の録音テープが証拠として残っていた。
 ワシントンポスト紙の駆け出し記者、ボブ・ウッドワードとカール・バーンスタインが夜討ち朝駆け取材で、執拗に追い続け、大統領の犯罪を暴いた。アカデミー賞作品「大統領の陰謀」が有名。

●ベトナム戦争
 ニクソンは1973年3月にベトナム戦争から米軍を完全撤退させた。その前の年の1972年には中国を訪問し、歴史的な米中関係改善を果たした。
 しかし、ニクソンはもともとバリバリの反共主義者。「反共の闘士」として政治家として頭角を現し、アイゼンハワー政権下で副大統領に上り詰めた人物。
 ちなみに、ベトナム戦争を終結に導いた際のニクソン大統領の手法をトランプ大統領がまねた。「マッドマン・セオリー」 (狂人理論) と呼ばれる外交手法だ。
ニクソン大統領の首席補佐官だったハリー・ハルデマン氏によると、ニクソンは「私が戦争を終わらせるためなら、どんなことでもやりかねない男だと、北ベトナムに信じ込ませて欲しい。彼らにほんの一言、口を滑らせればいい。 『ニクソンが反共に取りつかれていることは知っているだろう。彼は怒ると手がつけられない。彼なら核ボタンを押しかねない』とね。 そうすれば、 2日後にはホーチミン自身がパリに来て和平を求めるだろう」と命じていた。
 ニクソン氏の策略通り、アメリカはパリ和平会議で北ベトナムに米国側の条件を承諾させることに成功した。
 トランプは2017年の北朝鮮相手に、自分はいつ何時も北朝鮮を攻撃するかもしれない男だぞ、と信じこませて、北をびびらせて交渉に臨んだ。

●日本との関わり
 一番大きいのが1972年の沖縄返還。ニクソンは1960年のケネディとの大統領選に敗れて、不遇時代を過ごした。この時、副大統領時代からの友人であり、1960年に首相を辞任した岸信介が度々世話をしており、顧問先を紹介したり、日本に招いて弟の佐藤栄作を交えてもてなしたりしている。このことは、その後の大統領当選後に佐藤政権における沖縄返還要求に対して返還を決定するなど、日米関係に少なからず貢献することになったとされる。
 あとは日本では2つのニクソンショックがとりあげられる。1971年に当時のニクソン大統領が、友好国である日本に一言も相談することなくキッシンジャー国務長官(当時)を訪中させ、米中の国交を回復した外交的方針転換を指す。もう1つは1971年8月にニクソン大統領が金とドルの兌換(だかん)停止を突然発表したことを指す。戦後続いたドルの固定相場制が転換し、世界の金融市場が広がるきっかけとなった。

●「謎」があるのか?
 ニクソンが1963年ケネディ暗殺事件の黒幕だったとの見方が根強い。
というのも、ウォーターゲート事件の実行部隊とケネディ大統領暗殺の実行部隊が重なるからだ。
 ウォーターゲート事件実行部隊の中心は元CIA工作員のハワード・ハント。彼はケネディ政権初期の無残な失敗事となったカストロ支配下のキューバ・ピッグズ湾進攻作戦に亡命キューバ人とともに関与、キューバ系米国人を手足に使った。亡命キューバ人はキューバ奪回をあきらめたケネディを恨んでいた。
 ケネディ暗殺の容疑者として逮捕され、暗殺されたオズワルドは暗殺直前、ハントが開いたニューオーリンズのCIA事務所に行き来していた。

PS、番組の最後に述べたのですが、ニクソンの娘のジュリーがすごくお綺麗です。落合信彦著『2039年の真実』より。

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<関連投稿>
謎が渦巻くケネディ暗殺@ 〜誰がJFKを殺ったのか〜
謎が渦巻くケネディ暗殺A〜黒幕は誰か〜





posted by Kosuke at 19:37| Comment(0) | ラジオ出演

2021年05月08日

首相会見、幹事社質問をなくせ!さら問いもさせよ!Yahoo!への最新の拙稿です!

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7日夜、久しぶりに抽選に当たり、3度目の緊急事態宣言の延長決定後に開かれた首相会見に行ってきました。ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリーという外国メディアに、ストリンガー(東京特派員)契約で務める私は毎回、菅首相の会見に出席できるわけではありません。官邸の記者クラブメンバーでないからです。毎回抽選があります。前回首相会見に参加できたのは、2月2日でした。この時は、司会者から指名されて質問することができましたが、今回はずっと手を挙げていたのにもかかわらず、指名されることはありませんでした。

家に帰ると、会見をテレビで見ていた77になる母が「初めに質問する人は決まっているの?」と聞いてきた。「幹事社質問と言って、記者クラブに入っているメディアが常に優先的に質問できるんだよ」と説明した。「それはずるいね」と母はポツリと言った。その通り、本来はフェアネス(公平性)とオープンネス(開放性)の精神から、幹事社質問なんてなければいいのに、と私も何度も思ってきたことか。

また、記者会見では、再質問こと「さら問い」(さらなる問い)を認めるよう、菅首相に質問があった。菅首相はスルーし、答えなかった。実は安倍前首相時代の首相会見で、私は安倍首相にさら問いをすることができた。

安倍首相会見で「外国メディア当たってない」 打ち切り宣言後に質問要望→本人の反応は...

この時はマイクの前での質問後、座席に戻ることなく、安倍前首相の回答をマイクの前で聞き、そのまま、また「さら問い」をした。菅首相での会見でも、質問者は座席に戻ることなく、マイクの前で首相の回答を聞き、回答不十分な点や意味不明な点があった場合、その場で「さら問い」をやってしまえばと思う。国民に対し、不明瞭な点をクリアにできる、という点では、菅首相もメリットがあるだろう。ぜひ質問後もマイクの前に立ち続け、必要あらば、どんどんと「さら問い」をしていきましょう!

さて、その昨晩の首相会見への出席を踏まえ、早速Yahoo!に寄稿しました。東京五輪開催をめぐって、菅首相は公衆衛生上の感染対策ばかり述べて、ひっ迫する医療提供体制について、全然頭にない印象を受けました。いくら選手やコーチを選手村や会場にとどめる「バブル方式」を採用しても、東京の医療提供能力がなければ、五輪開催はできない。戦争映画でもよく見るよう、戦場では常に医療班がいる。医療班なしの戦争は人権無視で無謀極まりない。コロナ禍はワクチン接種に自衛隊が投入されるように、災害級の有事でもあるのだ。

五輪ありきでは、コロナ対策の政策判断を誤る。このままでは菅首相は、人命より政治を優先させたインドのモディ首相の二の舞になりかねない。お時間あればご笑覧ください。

医療ひっ迫でも五輪強行 菅首相の危険なゲーム(高橋浩祐) - Y!ニュース











posted by Kosuke at 14:43| Comment(0) | Yahoo! ニュース