2019年06月18日
日本は中国のネット検閲や言論弾圧に目を光らせなければならない!
天安門事件30周年や香港での大規模デモに注目が集まるなか、中国のネット検閲や言論統制の現状について、ビジネスインサイダー日本版に書かせていただきました。中国国内外にいる多くの友人や知人、記者仲間に話を聞きました。皆様、取材に応じていただき、謝謝!お時間あればご笑覧ください。
空席の椅子もプーさんもNG。権力集中の習近平体制で強まる中国のネット規制
実は9日にAbema的ニュースショーに出演した時の話に、新たなに多少補足取材して書きました。AbemaTIMESもその時の小生の話をまとめてくれました。こちらもお時間あればどうぞ。
中国、過度なネット規制の末路 専門家は“2022北京冬季五輪”で「羽生結弦選手の演技後」に注目
知り合いの日本人の大学教授は「昨年、上海交通大学に招かれて3時間講演+セミナーをしました。内容が良かったので、短い感想をゼミOGに翻訳してもらって私のWeChatに投稿したところ、翌日、当局から掲載禁止の指令を受けたとのこと。こんなところまで規制をする中国とは?と複雑な心境になりました」と話しておりました。
中国の国営メディアに勤務する私の友人は「中国14億人、56の民族を統制するには仕方がない」と言っていますが、こういう言論統制の事態を見聞きすると、やはりファーウェイの通信インフラの市場占有も空恐ろしくなるのが分かります。
私は中国の友人も多く、親中派と思っていますが、中国の言論弾圧には今後も厳しい目を注いでいきたいと思っています。
posted by Kosuke at 10:09| Comment(0)
| ビジネスインサイダー日本版
2019年06月13日
教えることは学ぶこと
6月11日に大正大学の1、2年生の皆さん約100人を前に「ジャーナリズム ニュースの作り方と見方」をテーマに約90分間、講演させていただきました。皆さん熱心で、こちらも大変学ばせてもらいました。外川智恵先生、川喜田尚先生、お招きいただき、誠にありがとうございました。貴重な機会を与えていただき、嬉しいばかり。楽しかったです^^ 大学生を前にすると、自分もなぜか普段よりもざっくばらんに失敗談を含め、率直に話すことができます。若い方にぜひ僕の経験や教訓を生かしてほしいと思ってしまいます。
教えることは学ぶこと。私からもいくつか学生さんに逆に質問しました。大変驚いたのが新聞を取っている人が思った以上にいたこと。ざっと6、7人はいました。それも電子版でなく紙で購読している人がほとんどでした。
また、若者を中心に人気を集めるスマホ向けショート動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」は、あまり使っていないとのこと。大学生ではなく、高校生以下のもっと若い世代で流行ってきているのですね。
講演中に紹介しました、コロンビア大学ジャーナリズムスクール(J-School)時代に使っていたテキストの日本語版がこちらに。
この本では、匿名の情報ソース報道の問題点などがきっちり書かれており、日本の次代を担うジャーナリストにもぜひ知って欲しい内容です。とても良い教本です。
今日は僕も将来、大学でとても教えたい気分になりました^^
教室内の写真は外川智恵先生のご提供です。撮影、どうもありがとうございました。
posted by Kosuke at 13:16| Comment(0)
| 講演
Abema的ニュースショーに出演しました
9日に生放送のAbema的ニュースショーに出演しました。テーマは天安門事件から30年。中国のネット取り締まり強化の現状などについて話しました。
動画はこちらに。https://gxyt4.app.goo.gl/zCTN3
強権的な中国が将来、覇権国になってしまうのが怖い。番組はニュースバラエティショーでとても楽しかったです^^
posted by Kosuke at 13:03| Comment(0)
| Abema