2018年09月14日

軍事に詳しくない方向けに日本全体のイージス艦の配備状況を説明したいと思います。

ジェーンズ・ディフェンスへの最新の拙稿です。昨日スーパーJチャンネル出演後、急きょロンドンのデスクに頼まれて、テレ朝と六本木ヒルズの間の広場で記事を書きました。周囲は結構暗かったです(苦笑)。

Here is my latest for Jane’s Defence Weekly.

Japan, US successfully conduct BMD intercept flight test from JS Atago

せっかくですので、軍事に詳しくない方向けに日本全体のイージス艦の状況を説明したいと思います。

海上自衛隊のイージス艦「あたご」が12日(アメリカ現地時間11日)、ハワイ沖で弾道ミサイル用の迎撃ミサイル「SM-3ブロックIB」の発射試験を行い、迎撃に成功しました。これで弾道ミサイル防衛(BMD)能力を備えた海自イージス艦は、「こんごう」型の4隻に続き、5隻目になります。

以前、モーニングクロスで使ったフリップがこちら。

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とはいえ、1隻のイージス艦で追跡できる弾道ミサイルの数は管制能力の限界から事実上、2発程度(元防衛大臣補佐官の志方俊之さんらに確認済み)。このため、海自だけをみれば、現段階で単純計算で最大、5隻バツ1️2発=10発をイージス艦で迎撃できる計算。これ以外に、米軍横須賀基地に配備されているBMD対応のイージス艦 8隻(在日米海軍司令部広報に確認済み)と合わせると、日本全体ではBMD対応のイージス艦は日米で合計13隻。マックスで、13隻バツ1️2発=26発を日米のイージス艦で迎撃できる計算となります。(ただし、どこにイージス艦を配備し、どこに弾道ミサイルが向かっているかにもよります)。これに、地上配備型迎撃ミサイルのパトリオット(PAC3)や、将来は地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」2基が加わる予定。

一方、北朝鮮は日本のほぼ全域を射程に収める中距離弾道ミサイル「ノドン」を数百基配備し、発射装置(ランチャー)も50基以下を保有しているとみられています(米国防総省の報告書より)。


なので、やはり戦争になり、北朝鮮がかりに飽和攻撃を行ってくると厳しい。

現在、米海軍横須賀基地に配備されているイージス艦は次の12隻 (太字上段がBMD対応艦)。故障修理中の艦を含みます。

* タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦「シャイロー」
* アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「カーティス・ウィルバー」
* アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「ステザム」
* アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「ジョン・S・マケイン」
* アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「フィッツジェラルド」
* アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「ベンフォールド」
* アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「ミリアス」
* アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「バリー」


* タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦「アンティータム」
* タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦「チャンセラーズビル」
* アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「マッキャンベル」
* アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「マスティン」




スーパーJチャンネルに初出演しました!

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13日にテレビ朝日の夕方の番組、スーパーJチャンネルに初めて出演致しました。とても楽しくて、あっという間に時間が過ぎてしまいました ^ ^ 渡辺宜嗣さん、竹内由恵さん、菅原知弘さん、スタッフの皆さんは、とても優しく、初出演ということで、番組の構成や流れなどご丁寧に教えていただきました。誠にありがとうございました。実は、学生時代、何度か「朝まで生テレビ」のスタジオに観客として行き、渡辺さんを間近で拝見しておりました^^ 隣に座ることができ、誠に光栄です。スーパーJチャンネルは硬軟織り交ぜ、一日のニュースを網羅できる素晴らしい番組だと思います。ものすごい数のスタッフの方が制作に従事しております。時間帯別に分割し、この日はデスクだけでも3人いらっしゃいました。大変勉強になりました。またぜひ呼んでくださいませー^ ^
ご視聴いただいた方、誠にありがとうございましたにこにこ


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posted by Kosuke at 14:49| Comment(0) | テレビ朝日

2018年09月06日

東洋経済オンラインへの最新の拙稿です

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父の本家のある北海道が地震で大変な状況ですが、拙稿のお知らせです。

ワシントンポスト紙のベテラン記者、ボブ・ウッドワード氏が11日に出版するトランプ政権の暴露本をめぐる波紋が広がっております。

昨日からCNNもこのニュースで一色です。NYタイムズも、ワシントンポストの後追い記事にも関わらず、大きな扱いで書きました。皆んなが思っていた以上に、トランプ政権の内実がひどいとわかりました。

日本は戦前戦中、ソ連のスターリンやドイツのヒトラーのことを良く研究せずに、無残な敗戦に直面しました。トランプという人物を知らないと、日本も危ない。トランプを知るには格好の材料です。そんな思いで拙稿を書きました。ぜひご笑覧ください。

伝説の記者が暴くトランプのヤバすぎる内実
新著でホワイトハウス奥の院の混乱を暴露

posted by Kosuke at 12:01| Comment(0) | 東洋経済